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2005年 06月 22日
いやはやすごいタイトルです。
何のことはない、油屋で女が殺される話なのですが。 若かりし頃の堤真一さんがご出演。92年の作品だから20代後半? タイトルほどアヤシイ映画ではないらしいと知り、思い切ってレンタルしてみました。 原作は近松門左衛門。 実話ベースで、元は人形浄瑠璃や歌舞伎だったのですね。 ちなみに堤さんが演じた与兵衛という役は、歌舞伎で市川染五郎さんも演じたことのある役柄。 年上のヒトヅマに溺れ、あげく殺してしまう油屋の放蕩息子。 若さゆえの苛立ちや子供じみた反抗心が、目の奥に感じられる。 堤さん、若いなー!青いです。見てて恥ずかしくなるくらい。 演技の幅はまだあまりないけど、全身やたら露出して体当りで頑張ってます。 与兵衛を諌めるうちにいつのまにか惹かれてゆく油屋の女房お吉に、樋口可南子さん。 場面によって全然違う顔をしている。見ててドキッとする女優さんですね。 ストーリーは、魔性の女、というような、ありきたりなものだったのですが。 これをブログに書こうと思った理由。大爆笑でした、ラスト、油屋での殺人シーン。 与兵衛に刺されそうになったお吉。売り物の油の入った樽を倒しながらも逃げようとする。 床にぶちまけられた油に足をとられ、逃げる方も追う方も、思うようにいかない。 樋口さんは、恐怖にこわばった表情で必死に這いずっています。 なのに・・・堤さん、コケ方がもんのすごい派手で、もう可笑しくてたまりません! どう見てもコントでわざとコケてるようにしか見えない(笑)。 とても緊迫したシーンのはずなのに、何度見てもゲラゲラ笑ってしまいます。 オモシロ堤さんファンの方がいらしたら、ぜひオススメしたい作品です・・・。
by cygne73_76
| 2005-06-22 03:11
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