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2005年 05月 16日
これも「阿修羅城の瞳」つながり。
樋口可南子さんがご出演ということと、美術担当の方が共通しているということで見ました。 原作とかは全く知らないのですが、こういうお話だったのでしょうか、元々。 予想と違って、意外と重いテーマだったので驚きました。 人間のエゴや醜さ。 延命や保身のために他者を傷つけ、侵略し、仲間内でさえ裏切りあう。 自分とは異なるものを理解しようとはせず、攻撃し、排除する、それが人間。 争いを望まない人間、他人の過ちを許し、他者を庇い、穏やかに生きることを望む人も、否応なく争いの渦に巻き込まれていく。 現代社会の縮図のようだし、その果てに待ち受ける破綻への警鐘ともとれる。 伝えたいテーマがあったのだろうと思う。 でも何故だか今ひとつ心に響かなかった。 動きが速すぎて、見づらく落ち着かなかったし、幻影なのか現実なのかわかりにくいシーンもあって、ストーリーに集中できないんだよなぁ。 映像処理的にはすごいのだろうけれど、もう少し感情を細やかに描いてくれたら良い映画になったかもしれないと思いました。
by cygne73_76
| 2005-05-16 22:56
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