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2005年 05月 09日
寺島しのぶさんが見たくて。
過激なだけがウリの映画なのかな、と勝手に思っていたのですが、そんなことは全然なかったし、そういうシーンもそれほど多くはなかった。 寺島さんは、前述の「赤目四十八瀧~」や「東京タワー」よりもずっと、かわいくてキレイ。 自然体というか、リアルな感じを受けました。 寺島さん演ずる玲をトラックに乗せてしまう運転手に、大森南朋さん。 この方の印象180度変わりましたねぇ。ものすごく色気のある役者さんなんだなぁと。 “南朋”と書いて“ナオ”と読むというのも、あの麿赤兒さんの息子さんだってことも初めて知りました(映画とは関係ないですが)。 玲のように精神的に追いつめられてなくても、自分自身と対話しちゃってることってあるし、いろんなストレスにもさらされてるわけで、そういう意味ではすごく共感できるキャラクター。 だからってトラック乗っちゃうのはどうかと思うが。 大森さん演じる岡部が良い。 さりげない気の使い方とか、何気ない言葉に込められた優しさとか。 でも現実こういう男の方ってなかなかいないような・・・。 原作者は女性だから、理想的な男性像を描いたのかな、とも思える。 以前、廣木監督がともさかりえさんを主演に撮ったドラマが、やっぱりロードムービーでした。 こういうの、好きな監督さんなのだろうなぁ。 短い旅の中で、いろんなこと話して、いやな所も見せて、それでもお互いちゃんと向き合って、だけど離れていくラストが清々しい。 何度も見直したくなる映画でした、意外にも。 #
by cygne73_76
| 2005-05-09 23:01
| 映画のキロク
2005年 05月 09日
タイトルが前から気になってました。
「阿修羅城の瞳」を見て、市川染五郎→寺島しのぶというつながりで(?)見てみたくなったのがこの作品。 タイトルと、レンタル屋で見た映画紹介の文から、ものすごく幻想的な、現実離れした話なのかと思ってたら違ってました。 尼崎の古いアパートの一室で、臓物をさばいて串に刺す作業をする主人公。 表の世界と裏社会との狭間にあるようなその場所で、生きる目的を見失った男の姿が延々と映し出され、少々うんざりする。 そんな重苦しい画面の中に寺島しのぶ演ずる綾が、ひどく鮮やかに現れる。 「連れてって。この世の外へ」という言葉で、ひたすら赤目四十八瀧をめざす二人。 濃い緑の中を歩く、白いワンピースの綾。 すごく純粋な人なんだろうなぁ、と不意に思った。 役柄の「綾」がなのか、寺島しのぶさんご本人からにじみ出るものなのかはわからないけれど、どんなに過激な台詞を口にしようと、男から金をまきあげようと、心の底では純真なまま、どんなに裏切られても、どこかで人を信じようとしてしまう。 この作品のテーマみたいなものは正直、私にはよく理解できなかった。 でも、画面の中に登場するだけで雰囲気を一変させてしまう寺島しのぶさんの存在感はすごいな、と思ったし、脇を固める役者さんたちも皆、怪演、と言いたいくらいの演技っぷりで、そこは面白かったです。 #
by cygne73_76
| 2005-05-09 22:21
| 映画のキロク
2005年 05月 06日
このテのアニメには全然興味なかったのですが・・・。
ゴールデンウィークに遊びに来た友人が、他人から面白いと聞いたというので、レンタルしてみたのが、『ケロロ軍曹』。 ハタチ越してからというもの、アニメといえばジブリかディズニーくらいしか見なかったのですが、思いっきりハマってしまいました(苦笑)。 地球侵略目的とはとても思えない、カエル型宇宙人のケロロ軍曹が、とにかくカワイイのだ! 動きと声がツボでした。 あと喋り口調が!友人とのメールのやり取りは、語尾に「であります!」がついちゃってます。 今、TV東京系で金曜夜6:00からオンエアされているらしいですが、いかんせん田舎なため、テレ東入らないのです。続きもDVDレンタルしてこよーっと。 初期の頃のエンディングをダンス☆マンが歌ってて、これまたCD購入したほど良い・・・。 HPもいろいろあって面白いんですよー。 →TV東京 →角川書店 →サンライズ #
by cygne73_76
| 2005-05-06 00:14
| 徒然
2005年 05月 05日
ディック・ブルーナの作品とモダンアートの展覧会。
ミッフィーに会いたくて、北国中心都市にあります芸術の森に行ってきました。 “ディック・ブルーナに学ぶモダンアートの楽しみ方”。 ブルーナさんの、ミッフィー以外の作品に関しては全く無知だった私には、とても新鮮で興味深いものでした。 会場は、絵本“ミッフィーのたのしいびじゅつかん”の内容そのままに、モダンアートが鑑賞できるようになっていて、自分がミッフィーになったような気分を味わえて楽しかった。 そしてもちろんメインはブルーナさんが手がけた作品の数々。 ミッフィーや絵本でよく知られているキャラクター以外にも、様々なポスターや文庫本のデザインなどを見ることができました。 現在のブルーナカラーに至る前の色使いも興味深かったし、けっこうハードボイルドな小説の表紙なんかも描いているのを初めて知った。 でも、どの作品にも共通するのは、シンプルで心地良いかたち。 見ていてなぜだかとても安心な気持ちになる。 そして、こんなに単純な線で描かれているのに、すごく表情豊かに見える。 どことなくユーモラスで、かわいいキャラクター。 ブルーナさんの世界に、ますますハマり込んでいってしまいそうです。 #
by cygne73_76
| 2005-05-05 23:36
| 徒然
2005年 04月 25日
賛否両論あるとは思いますが・・・。
劇団☆新感線のお芝居は一度見てみたいと思っていたのですが、映像化されたものも見る機会がなかったので、今回の映画化は楽しみでした。 この作品も予備知識がないぶん映画として素直に面白かったです。 市川染五郎、好きでも嫌いでもなかったけど、こういう役柄は実にハマってますねぇ。 宮沢りえ、さすがに年は重ねたな、という感じだけれど、でもかわいいんですよねー。 他のキャスティングも良い(特に渡部さん)。 そしてスタッフが非常に私好みなのです。 滝田洋二郎監督。この方の撮る時代物はどうやらツボです。 陰陽師シリーズ、壬生義士伝ときて、これですよ。 ちょっとB級じゃない?というところも許せます(それにしても今回のCGは安っぽい・・・)。 アクション監督が諸鍛冶裕太さん。この方の殺陣のキマリっぷりがすごく好みです。 でも今回は映像が“さかしま”になってたりして殺陣に集中できないところもありました。 見ていて少々酔った(笑)。 音楽は菅野よう子さん。ひたすらカッコイイ・・・。 ただ、宮沢りえとか演技すごく良いのだから、映像加工しなくても生身の演技で、人から鬼の王への変化とか表現できたのでは。ちょっともったいない気がしました。 でもまぁその荒唐無稽さが面白い! 舞台版からそうなのか映画オリジナルの設定なのかよくわからなかったのですが、無国籍なセットおよび映像にはワクワクしました。 深く考えずに、その世界観を楽しむ映画だな、と思いました。 #
by cygne73_76
| 2005-04-25 23:23
| 映画のキロク
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