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2005年 07月 04日
新感線で舞台化されるのを知った直後に、たまたま書店で見つけてしまった・・・。
堤真一さん主演で舞台化、しかも新感線というので気になっていたのでした。 隆慶一郎という作家については全く無知でしたが、面白かった! 山田風太郎みたいと思ったのは、柳生が出てくるせいかな? アクション的な部分は確かに新感線でやったら面白そう・・・。 全体のストーリーは、これが新感線にかかるとどうなっちゃうんだろう!?という気がしました。 あぁ、見たいです生で。本気で見に行く計画立てたい。 でも一般でチケット取るの難しいのかな? 堤さん、古田新太さん、松雪さんと、キャスティング的にもやっぱ見たいよなぁ・・・。 この話には「かくれさと苦界行」という続編があって、それも読んだのですが、本当は三部作になるはずが、作家が急逝してしまったという作品だそうで。 そんなに中途半端な印象ではないけれど、続きがあったのなら読みたかったなー、残念! でも他の作品も読んでみたいと思わせられました。 #
by cygne73_76
| 2005-07-04 18:43
| 読書のキロク
2005年 07月 04日
映画「卒業」のサイドストーリー。
村山由佳さんが、映画とのコラボレーションで書かれたストーリーです。 先日見た「卒業」は説明的要素が少なく、?な部分もあった。 それがこの本を読むと、ずいぶん解決しました。 でも同時に、私が映画の中で抱いたイメージとは違うところもあって、その違いも含めて面白かったです。 登場するのは、「卒業」の主人公、内山理名さん演じた麻美こと吉田弥生の幼なじみ、徹也。 幼い頃、向かいの家に越してきて以来のつきあいである弥生の卒業の日。 東京から地元に戻る弥生を迎えに来た徹也が、彼女の両親の思い出の水族館で回想する、弥生の母、葉月の記憶。 “一度誰かとの間に芽生えたつながりは、ずーっと消えずに続いていく。 たとえ、かたちを変えて、いつか思い出の奥にしまわれてしまったとしても、 かつてその人と心をやり取りしたっていう記憶だけは、永遠に残るのよ。 そう 私は、いくつの宝石を心の海に抱いて生きていくのだろう。 そして、誰かの心の中にも、同じような記憶を残しているのだろうか。 かなり泣けました。 #
by cygne73_76
| 2005-07-04 18:24
| 読書のキロク
2005年 07月 04日
一週間たってしまいましたが。
ロートレックという画家を知ったのは小学生の頃。以来ずっと惹かれ続けています。 多忙のため開催期間の最終日になってしまいましたが、なんとか見ることができました。 ロートレックの版画やポスターと、同時代の画家の作品、また、ロートレックが影響を受けた、日本の浮世絵なども展示され、見ごたえがありました。 19世紀末のパリで活躍したロートレック。 ダンスホール、バー、劇場など、歓楽街の情景を多く描いています。 私がロートレックに惹かれる一番の理由は人物の表情にあるのだと、見ていて気がついた。 同時代の画家たちが描く、同じような情景の中の人々は皆、屈託なく愉快そうに見える。 それがロートレックの作品では、どこか醒めているのだ。 華やかな場にあっても、賞賛の声に囲まれていても、どこか退屈で憂鬱な表情の踊り子や歌い手たち。 刹那的で退廃的な光景の中に溶け込みきれずに浮かび上がる、人生の悲哀。 そのような場所で生きる女性たちの、何気ない日常をうつした版画などは、深いため息が聞こえてくるようだ。。 起きぬけの女。決して希望にあふれた朝ではなく。 あぁ、また朝が来てしまった、と。 永遠に目覚めなければいいのに、と。 ロートレックは、人の中にある負の感情を敏感に感じ取っていたのだろうなぁ。 モデルになった女性たちの写真も一緒に展示されていたのだけれど、中には勝気そうな貌をした美しい女性が、まるで老婆のような表情に描かれているものもあった。 モデルの女性は後にロートレックを訴えたというが、内心怖ろしかったのではないだろうか。 似ている似ていないということ以前に、見透かされているという思いはなかっただろうか。 本質をえぐり出す、鋭い視線。 その視線に同化して絵を眺めるとき、これは自分自身の心の内なのかもしれないと感じてしまうのです。 #
by cygne73_76
| 2005-07-04 17:56
| 徒然
2005年 06月 23日
“恋におちたら”最終回も見てしまいました。
堤さん、いい!カワイイです、この方。 キメるところビシッとキメられるのに、ヘタレな演技もうまいところが好みですねぇ。 勢いにまかせて怒鳴って契約つぶしちゃった後に、バスの中でへこんでる時! 40過ぎとは思えないかわいさでした。 ヘタレ万歳!(笑) というわけでご出演作総チェック、またまた始まってますよ~。 内山理名さん主演“卒業”。2003年の作品です。 内山さん演じる麻美の、大学の心理学の講師、真山悟。 ものすごく口下手で、要領が悪くて、でも頑固で。 「アテルイ」の副音声では、古田新太さんに、“朴訥フェロモン”とか言われてましたが、まさに全開です。 麻美のペースに振り回されているのがおかしい。 しかもワンテンポ遅れて驚いたりしてるのがいいですね。 さんざん麻美につきあわされた後。 今度は先生の行きたいところにつれてって、と言われ、やってきた水族館。 20年前、自分の前から姿を消した女との、思い出の場所。 忘れえぬその女性と、目の前の麻美がよく似ていることに、突然に気づいてしまう。 雨に降られた帰り道、1着のコートを二人でかぶって歩くシーンでの表情がいい。 卒業の日。「先生と私は永遠なんだよ」という麻美の言葉。 もう二度と会わないのかもしれない。 でも心の奥底で、深い絆で結ばれている。決して変わることのない真実。 告げないままに、伝えないままに去っていく麻美。 気づいていながら、何も言えない。ただ、ありがとう、としか。 じわっとせつなさがこみ上げる。 堺雅人さん出演の映画で「ココニイルコト」という作品が大好きなのですが、監督が同じ方。 両方とも、せつない結末なのに、なぜか励まされ、前向きに生きていける、と思わせる、心に効く作品です。 #
by cygne73_76
| 2005-06-23 23:54
| 映画のキロク
2005年 06月 22日
いやはやすごいタイトルです。
何のことはない、油屋で女が殺される話なのですが。 若かりし頃の堤真一さんがご出演。92年の作品だから20代後半? タイトルほどアヤシイ映画ではないらしいと知り、思い切ってレンタルしてみました。 原作は近松門左衛門。 実話ベースで、元は人形浄瑠璃や歌舞伎だったのですね。 ちなみに堤さんが演じた与兵衛という役は、歌舞伎で市川染五郎さんも演じたことのある役柄。 年上のヒトヅマに溺れ、あげく殺してしまう油屋の放蕩息子。 若さゆえの苛立ちや子供じみた反抗心が、目の奥に感じられる。 堤さん、若いなー!青いです。見てて恥ずかしくなるくらい。 演技の幅はまだあまりないけど、全身やたら露出して体当りで頑張ってます。 与兵衛を諌めるうちにいつのまにか惹かれてゆく油屋の女房お吉に、樋口可南子さん。 場面によって全然違う顔をしている。見ててドキッとする女優さんですね。 ストーリーは、魔性の女、というような、ありきたりなものだったのですが。 これをブログに書こうと思った理由。大爆笑でした、ラスト、油屋での殺人シーン。 与兵衛に刺されそうになったお吉。売り物の油の入った樽を倒しながらも逃げようとする。 床にぶちまけられた油に足をとられ、逃げる方も追う方も、思うようにいかない。 樋口さんは、恐怖にこわばった表情で必死に這いずっています。 なのに・・・堤さん、コケ方がもんのすごい派手で、もう可笑しくてたまりません! どう見てもコントでわざとコケてるようにしか見えない(笑)。 とても緊迫したシーンのはずなのに、何度見てもゲラゲラ笑ってしまいます。 オモシロ堤さんファンの方がいらしたら、ぜひオススメしたい作品です・・・。 #
by cygne73_76
| 2005-06-22 03:11
| 映画のキロク
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