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2005年 01月 21日
ラブコメは実はちょっと苦手ですが、これはなぜか見てみたかった。
劇場公開時から見たかったのですが、やっと見れた。 ダイアン・キートンがほんとかわいい! 年齢を重ねたかわいらしさとか美しさって絶対あると思う。 ジャック・ニコルソンも、おじさん体型だし、ひたいの生え際後退してるし、全然かっこよくないのに、すごく魅力的で愛おしいキャラクター。 そこにからんでくるキアヌ・リーヴズは、昔はなんとなく好きになれなかったのですがマトリックス以来普通に見れるようになって、今回もなかなか好青年で潔くてかっこよかった。 おどけて見せる態度の裏に、当たり前に思っていた日常が互いの存在によって崩され、変わって行きつつあることへの不安。 思ってもみなかったほどはしゃいだ後におとずれる切なさ。 言葉とは裏腹な思い。歳を重ねてしまったからこそ、素直になれなかったり強がってみせたり、あるいは自分自身の気持ちをごまかしてしまったり。 けれど、失恋して声をあげて泣き嘆く毎日を送りながらも、ダイアン演じるエリカは娘に言う。 「たとえ傷ついても、それが生きてるっていうこと」。 あぁ、強いなぁ、かっこいいな。こういうセリフが言える大人になりたい。 名優と呼ばれる二人だからこそ、真実味も重みもあって、だけどかわいいお話です。 #
by cygne73_76
| 2005-01-21 03:11
| 映画のキロク
2005年 01月 18日
ハウルと連続で見た・・・。
江国香織作品のディテールが、それらしく、美しく映像化されています。 東京タワーってあんなキレイだったんだ!東京住みたくなりました。 黒木瞳さんは、恋したいと思っていただければ、とおっしゃってましたが、私が感じたことは、女ってコワイ、ということでした。 昔は不倫なんてあっちゃいけないと思ってたけれど、今となれば、わかっててもそうなってしまう場合もあると知ったし、この映画での人妻たちの行動を理解できないわけではない。 でも見ているとどうしても、自分の都合を押し付けていることにイラだつ。 それに比べて男の子たちは、ただひたすら待ってたり、振り回してるつもりで実は振り回されてたり、情けないけどかわいい。 原作にない、二組のカップルの一応の結末も描かれていて、最後は清々しかったけれど。 演じ手の中では寺島しのぶさん。すごくかわいく見える時と、鬼のような形相の時。見ててゾッとすることが何度もある。あの二面性が女の本質なんだろうと思う。 松潤は大人になったよなぁ。セリフのないところも表情が物語ってて良かった。 あとはやっぱり岡田くんですね。泣き顔がとても美しいです。チェ・ジウばりです(笑)。 流れる音楽も印象的で、特にラフマニノフ! 私は実は鍵盤を教える仕事をしてるのですが、ラフマニノフのピアノコンチェルト2番、たまたま練習中だったので、劇中で使われてるのは嬉しかった。 ラフマニノフには、心の深淵に沈み込んでいくかのような孤独と内省を感じます。 岡田くん演じる透が一人電話を待つシーンに、とてもはまってて美しかった。 映像と音楽だけで一見の価値ありですよー。 #
by cygne73_76
| 2005-01-18 01:55
| 映画のキロク
2005年 01月 18日
最前列で映画を見たのは初。
途中で首や目が耐えられなくなったらどうしようかと思ったのですが、それは杞憂でした。 すっかり物語に引き込まれ、集中していて、それほど気にはならなかった。 冒頭、ハウルとソフィーが空を歩くシーンから泣きそうに。 もう何と言っていいか、とにかくすごい!と感動してしまった。 ソフィーは、おばあさんになってからの方が明るく、ちゃめっ気があり、かわいらしいのが面白い。長女としての責任感から解放され、生き生きしている。 ソフィーが力強く行動する度に彼女の外見は若返るが、ハウルにきれいだと言われて、 「年寄りになってよかったことは・・・」 という言葉を使い、それを否定した瞬間、彼女は90才の姿に戻っている。 まるで心の内が、そのまま年齢として表れているようだ。 荒地の魔女の魔法って、案外そういうものだったのではないだろうか。 すべてを諦め希望を持たない者には、それにふさわしい肉体を、っていう。 人間、気の持ちようだということなのかもしれない。 そして戦争、というものも大きなテーマのひとつ。 ハウルたちの言葉を借りての、宮崎監督なりの反戦メッセージなのだろうと受けとめた。 ハウルの、「守るものができた・・・それは君だ」という言葉が印象的。 自分の身に危険が及ぼうとも、守りたいものがある。その思いはソフィーにしても同じこと。 そんな二人にハッピーエンドが訪れて本当に良かったと、幸せな気持ちになれました。 声優陣、素晴らしいですね。 倍賞さん、18から90までの年齢を自在に行き来して違和感ないのがすごい。 木村拓哉は達者な役者さんですよね。いつも普通の話し方すればいいのにね(笑)。 マルクル役の神木隆之介くんもかわいいし、あんなちっちゃいのにうまいよなぁ。 ソフィーに「行かないで!」とすがるシーンにほろっとしました。 あと驚いたのは、北国出身TEAM-NACSが全員出演してたこと。 大泉が出るのは知ってたのですが。 たぶん最初のあたりでソフィーの行く手を邪魔する兵士とかがそうだったんだろうなー。 DVDになったらもう一度チェックしたい! #
by cygne73_76
| 2005-01-18 00:31
| 映画のキロク
2005年 01月 16日
Quartet・・・四重奏。弦楽四重奏といえば、第1・第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ。
この映画は、宮崎アニメや北野武監督作品の音楽を担当したことで知られる久石譲さんの、第一回監督作です。 出演は、袴田吉彦、桜井幸子、大森南朋他。 三年前のカルテット・コンクールで惨憺たる結果に終わった4人。 その後それぞれの道を歩み、それぞれに挫折を経て偶然に集まった時、再びコンクールを目指して練習を始める。 ストーリーはありふれた青春ものと言えなくもないのだけれど、ひきこまれてしまう。 音楽がいいのはもちろんですが、映像がどこか懐かしく、日本の原風景を思わせます。 絶対にありえないだろうけれど、夜の海で足首まで水につかりながら4人が演奏するシーン。 月明かりのほの青い海をバックに、浮かび上がるシルエット。 弦の響きに重なる、波の音。 すごく幻想的で、美しいシーンです。 さまざまな問題を抱え、なかなか一つにまとまることができない4人。 それを乗り越え、本番直前、いや本番中もアクシデントに見舞われながら、最後まで弾ききった中で生まれた思い。 「俺たちは、カルテットだ」 最後の言葉が、万感の思いを表しています。 メインテーマのメロディーがアレンジを変えて何度か出てきますが、4人が演奏する弦楽ヴァージョンの迫力は凄い。聴いてるだけで涙が出てしまう。 人の心を動かす音楽の力というものを感じさせてくれます。 #
by cygne73_76
| 2005-01-16 01:55
| 映画のキロク
2005年 01月 14日
ラストでいきなり2000年も経ったり宇宙人出てきたり、という展開に冷める。
映画館で見たときは、なにこれ、駄作?とまで思ってしまったのですが、今回はジュード・ロウ見たさでつい・・・。 声が成宮くんだったのには驚きましたが。 かっこいいと思うし、声も嫌いじゃないし吹替え頑張ってましたが、ちょっと若すぎかなぁ。 コミカルなところはわりと良かった。 気になったついでに、出演作を吹替えで聞き比べてみたりしてしまいました。 吹替えって、好みによって何か違う?という違和感を生じさせて難しいですね。 あと訳も。ジュードの最後のセリフはDVDのが良かった。 I am. I was. 「俺は生きた。そして消える」 TV版の「俺は存在した」だと言いたいことがわからない。意訳してくれ! しかしあらためてジュード・ロウいいなぁ。 実は初めて認識したのはこの「A.I」公開時だったのです。 けっこう衝撃(笑撃?)のビジュアルでしたがなぜかハマってしまいました。 この方もどこかかわいげがあるんですよねー。 いい男の条件は色気とかわいげだ!と勝手に思ってるので。 ジュード・ロウはまさに私のツボです。 そういえば“生存する世界で最もセクシーな男”とかいうのに選ばれたらしいし(笑)。 彼の出演作では「ガタカ」「ミュージック・フロム・アナザールーム」、好きですねー。 #
by cygne73_76
| 2005-01-14 04:06
| 映画のキロク
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