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2005年 01月 18日
ハウルと連続で見た・・・。
江国香織作品のディテールが、それらしく、美しく映像化されています。 東京タワーってあんなキレイだったんだ!東京住みたくなりました。 黒木瞳さんは、恋したいと思っていただければ、とおっしゃってましたが、私が感じたことは、女ってコワイ、ということでした。 昔は不倫なんてあっちゃいけないと思ってたけれど、今となれば、わかっててもそうなってしまう場合もあると知ったし、この映画での人妻たちの行動を理解できないわけではない。 でも見ているとどうしても、自分の都合を押し付けていることにイラだつ。 それに比べて男の子たちは、ただひたすら待ってたり、振り回してるつもりで実は振り回されてたり、情けないけどかわいい。 原作にない、二組のカップルの一応の結末も描かれていて、最後は清々しかったけれど。 演じ手の中では寺島しのぶさん。すごくかわいく見える時と、鬼のような形相の時。見ててゾッとすることが何度もある。あの二面性が女の本質なんだろうと思う。 松潤は大人になったよなぁ。セリフのないところも表情が物語ってて良かった。 あとはやっぱり岡田くんですね。泣き顔がとても美しいです。チェ・ジウばりです(笑)。 流れる音楽も印象的で、特にラフマニノフ! 私は実は鍵盤を教える仕事をしてるのですが、ラフマニノフのピアノコンチェルト2番、たまたま練習中だったので、劇中で使われてるのは嬉しかった。 ラフマニノフには、心の深淵に沈み込んでいくかのような孤独と内省を感じます。 岡田くん演じる透が一人電話を待つシーンに、とてもはまってて美しかった。 映像と音楽だけで一見の価値ありですよー。
by cygne73_76
| 2005-01-18 01:55
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